団体旅行には団体旅行の、個人旅行には個人旅行の良さがある!

一人旅だからこそ味わえる感動がある。旅行に形はないので、色々と試してみよう。

大学に入ったはじめての春休みにニュージーランドに行きました。以前ホームステイをした事があり、その当時のホストファミリーに再会するために、それまでにアルバイトでコツコツと貯めたお金を使って1人で飛行機を乗り継いで行きました。初めての海外1人旅で、飛行機の乗り継ぎも始めてで不安だったので行き方を入念に調べました。困った時や緊急時に備え、自分で対処できる術を用意していきました。期間はおおよそ1週間くらいだったと思います。

自分で交通手段を用意して、飛行機を乗り継ぎ、滞在はホストファミリー宅になりました。ホストマザーが小学校の先生をしており、彼女のクラスメートと一緒に遊んだり、ちょっとした日本語を話して「日本語はこんな音」という感じで日本の事を少しだけ知ってもらったりする時間も持ったりしてふれあいを持ちました。

食事はホストマザーが用意してくれるものが中心でした。ただ彼女はお肉が苦手だったので比較的野菜中心な食生活でした。それでもときどきソーセージを出してくれたり優しかったです。ホストマザーの作る料理の中でアップルクランブルというデザートが特に美味しく、何度も作ってもらいました。アップルクランブルとはりんごとオートミールをシナモンで煮た温かいデザートです。あまりにも美味しかったのでレシピを書いてもらいました。

目的となるニュージーランドに行くための資金を貯めるところから楽しめて行えました。必ずまた再会するために行きたいと強く思っていたので、アルバイト代をコツコツ貯める事がとても楽しかったです。あといくら貯まればチケットが購入できると思うだけで、疲れていてもワクワク感がありました。また初めて海外に一人で飛行機を乗り継いでいくことについても、不安やドキドキと言ったいろいろな感情を抱きつつ、再会を果たすために1人で冒険をしているようで楽しかったです。

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実際に現地に無事に到着できた時は嬉しかったですし、空港に迎えに来てくれていたホストファミリーと会えたときは涙が出るくらい会えて嬉しかったです。ハグとキスをして再会を喜びました。そのまま車に乗せてもらい、娘さんの祖父母にあたる人たちの自宅に向かうことになりました。

そしてその夜は私の歓迎会をしていただきました。昔はこんな事をした、ここに行った、という懐かしい話をしながら食事をしました。また自分自身の近況を伝えたりもしました。まるで本当の子供のように可愛がってくれる事が嬉しかったです。
初めて1人で海外にいくという自分自身の中ではかなり思い切った冒険でした。当時は飛行機の乗り方さえも覚えたてでした。途中、飛行機を乗り換える必要があったのですが、乗り換え自体も私にとっては初めてのことでした。旅行準備の中でどこのターミナルから出発してどこで荷物を預けて、というシミュレーションを何度もしました。

到着してみると正しく預けた私のスーツケースは到着地で出てきませんでした。とても焦りました。とういう状況なのかを確認すると、私は正しく荷物を預けられたのですが、航空会社の手違いで違う飛行機に積み込まれてしまったようでした。いくら荷物のターンテーブルのところで待っていても自分のスーツケースが戻ってこないわけです。

そしてさらに確認すると私の荷物が手元に到着するにはそこから2、3時間ほど時間を要するということでした。驚いたことにこれが日本なら謝罪の一言があるのでしょうが、海外だと違うようで、「私が間違えたわけではなから」といわんばかりな様子で謝罪されることはありませんでした。それはどうでも良いことでしたが、また再び空港に戻って荷物を受け取ることになりました。このような事は初めてでしたので、ヒヤッとした経験でした。

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